丸山応挙や伊藤若冲、岸袋の障壁画の展示で、美術展というより博物館より?立体的な展示で、展示とは関係ない通路部分にも簾をかけたりと、可能な限り空間を再現しようとする藝大美術館の心配りが随所に感じられる展示でした。キュレーターというのはこういう工夫とかも考えなきゃいけないのね・・・。最近の若冲人気や夏休み中ということもあり、結構混んでたけど興味深い内容でした♪実際の金比羅さんでも入れない部分のものも展示されています。同時開催の歌川広重の名所江戸百景も、東京周辺の昔の姿や地名の由来など、面白かった~。古地図を見てウチはこの辺とか探したり。
写真はお土産に買った「こんぴら狗」。お参りにいけない飼い主の代わりにお布施と餌代を首に提げて、旅人から旅人へ託され、金比羅山まで連れて行ってもらって、ちゃんとお札をもらって帰ってくるという昔も今も犬は働き者ってお話。犬ってえらいな~と思いつつ、生まれ変わるならかわいいだけがお仕事の猫の方がいい私。
行きしなは、私が道を誤ったせいでちょっと遠回りになってしまったけど、ちょうど夏祭りシーズンだったので谷根千お祭り巡りもできました。途中神輿渋滞に巻き込まれましたが、下町のお祭りは夏!って感じで風情がありました。

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