東京藝術大学の美術展にお散歩がてら行ってきました。
途中根津で腹ごしらえ。本当はいつものおうどん屋さんに行きたかったのですが、かなりの行列だったので茶房はん亭でお昼ご飯。あそこのランチは観光客価格だと思われます・・・。
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東京藝術大学とその前身東京美術学校が輩出した作家の作品を通して、日本独自の「洋画」というジャンルを振り返るとともに、そのコレからを考えるという展示です。
私のお目当ては佐伯祐三。たぶん「上野のパンダ」みたいな扱いで、名前だけだしてちょっとしか置いてないんだろうな~と思ったのですが、意外(失礼!)と多くて嬉しかった。佐伯祐三の描いた裏ぶれたパリの風景がとても好き。
もう一つのお目当ての藤田嗣治は、これも人寄せパンダではなくきちんと置いてありました。昨夏の近代美術館での展示で見たものばかりだったのですが、これは仕方ないかな。テーマが「パリへ」なので、当然私の好きな南米時代の退廃的でビビッドな絵が少なかったのが残念。
テーマの一つである「これから」なのですが、私には前衛的すぎました。ガラス板と新聞紙で「作業中!?」みたいな空間に吊り下げられた冷蔵庫と温度計の刺さった白菜(なぜ白菜!?)で、しかもタイトルにロヴェスピエールって・・・フランス革命??
大学の美術館なので落ち着いて見ることができたのがよかったです。美術館にはホテルオークラのカフェテラスが併設されてたので、あっちでお昼食べてもよかったかも~。
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