2007年5月13日日曜日

ashes and snow



ずっと行きたかったノマディック美術館 ashes and snowへ。

公開前からかなり期待していたのですが、美術館で泣いたのなんて初めて。空間そのものや和紙に印刷されたスタイリッシュな写真もすばらしいのですが、映像作品が衝撃的。

陽光や水しぶき、風紋など演出では作りえない映像のあまりの美しさと、人間と動物がこんな関係でいられるんだという驚きに私は号泣。ハンカチを忘れたため、ダンナサマのハンカチをお借りしました・・・女子失格です。ハンカチ必須と言いたいところですが、周りに泣いている人はいなかったので別にいらないかも。

自然は崇高なまでに美しく、人間もまたその一部であるということを「感じ」させられる(「考え」ではなく)作品でした。環境がどうとか自然との共生とか、そんな理屈よりもずっと心にダイレクトに響く何かがあります。言葉が足りないのがもどかしい!

3時間近く美術館の中にいて、出てからも少しふわふわとした気持ちでいたのですが、ミュージアムショップのお兄さんの「今なら写真集(16800円)をお買い求めいただけますとDVD(6800円)と○○をおつけいたします!」と言うバナナの叩き売りみたいな売り口上に一気に現実に引き戻されてしまいました。そのセット販売かなり魅力的だったのですが、DVDとアコーディオン(小さな蛇腹式写真集)で我慢しました。

美術館そのものもアートで、夜行ってもかなりステキなんだろうなぁと思います。22時まで空いてるし、また行きたい・・・。

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